機能ごとに仕様を具体化してみる
ざっくりした機能は決まったので、もう少し具体的に進めてみましょう。
どういうことかと言うと、例えば「色を塗る」機能があります。ペンで手塗りするのか、タップしたら塗りつぶすのか、で作り方が変わってきますし、ユーザーの体感も変わってきます。
そこで、機能ごとにどんな動作にするかを決めていきます!
思ったより長くなったので、ここに直接書き込むのはやめました。
これをどうやって決めて行ったかというのを、簡単に紹介していきたいと思います。
●画面のサイズと向き→絵本と言えば横向きでしょう!で、将来的にプリントとかしたいなー。じゃ、印刷物の規格にあわせておこう。という流れです。操作性考えたら縦の方が良さそうだけど、絵本アプリはほとんど横置きですね。塗り絵は半々くらい。
●色塗りの色々→塗り絵アプリをいくつか試してみて、自分的に使い勝手が良かったりフィーリングが合う仕様を採用。ペン種はもっと増しやしてもいいけど、あまり増えすぎるとかえって使いづらくなる事もあるので、様子を見ながら増やしていこう。
●undo機能→色塗りの作り方によって、できるかどうかが決まるので、undoできるように色塗り機能を考えないといけない。
●一冊分を一つのフォルダに保存→画像データは1P1データとしよう。ファイル名も1.pngとかにしておくと、アプリ側で処理しやすいし、管理も楽。色塗ったデータは1p.png(paintのp)とかにすれば良いよね。
●閲覧機能→本棚みたいな見た目にしたかった。元の絵本と塗り絵済みの本と未取得の本を、どうやってわかりやすく表示するかは今後の課題かな。1画面内に何冊表示させるとかは、もっと後の段階で決めるよ。
●Push通知→ぶっちゃけ、今までの経験による。。。あとは、思いつく動作は初期段階で入れておいた方が、リリース後にpush通知を送りたい時に選べる動作が増えるかなと。push通知を受け取った後の動作はアプリ側であらかじめ用意しておく必要があるため、前もってどんな通知を送るか決めておく必要があるんです。
●SNS共有→最低でもこの2つは入れておかないと格好がつかないから。Instagramは画像が正方形ではないので難しいかなぁと。LINEは判断が難しいところ。入れた方が良いかもしれない。時間に余裕があれば。
●GoogleAnalytics→アプリの解析ツール。ダウンロード数とかデイリーユーザとか、クラッシュレポートとか。入れておいて損はないと思うし、最初の挙動を知るためには初めから入れておかないと意味がないので。
たくさん書いていますが、多分まだ足りない。進めていくうちに、これ決めてなかった!てことは出てくるとは思いますが、それはその都度考えていきましょう。
アイデアを絞り込みましたよ
さて、「アプリを作る前に。」の時に言っていた1つ目の行程「アイデアを絞り込む」が、ここでようやく終わりです。
思ったより時間がかかった!!(ピボットとかしてるから。。。)
今回やってみてわかったのですが、最初のリリースで搭載する機能と、将来的に欲しい機能の両方を考えてしまいますね。ていうか、それを考えておかないと、将来、機能を追加する時に焦ることになりそう。
それでも、今想定していない機能を将来入れたくなる可能性は十分にありますけどね!
今回決めた仕様は、どちらかというと仕様書レベルではなく、企画書レベルだと思ってっください。
どう違うのかと言われそうですが。。。
とにかく、今は企画段階なのです!こんなアプリを作るぞ!って気合いを入れてる段階なのです!!
本来なら企画段階で、市場調査とか競合他社との比較とか、そういった事もやるんでしょうけど、今回はなしで。とは言え、他の絵本アプリとか塗り絵アプリとかを、試してみたりはしたのですよ。
より収益を上げたいなら、ちゃんと考えるべきなんでしょうが、その辺は苦手分野なので、需要がありそうか無さそうか、くらいの判断で突っ走ってます。
思いついたアイディアのアプリが、すでにあっても諦める必要はありませんよ。そのアプリよりも良いものを作れば、当たる可能性は十分にあると思うので。すでにあるアプリの真似っこしただけでは勝ち目はないですが、より良いものを作れば、後発でも恐れるものはない!と思いますよ。
そのためにも、この仕様を練り込む作業は大事ですよね。他に無いウリを作れれば、怖いものなし!ですよ。
この後は、システム構成を考えていきますよ。
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